忘れられない警察官
先日、市役所に向かう途中に駅前交番に寄り、昔、ある事件で知り合った若い警察官の消息を知ろうとした。が、やはり人事異動は頻繁に行われているそうで今ではもう現職の担当警察官でもわからないという。止む無く退散したが、この警察官、若いのに警部補であった。どこか田舎の出身のようであったが、筋肉隆々の身体であり流石に刑事である。その辺の暴漢など素手で取り押さえられよう。勿論、柔道や剣道の有段者であろう。
人の心理状態を見抜く目を持っておられていた。でないとこういう仕事は務まらないであろうが・・。私に対して「友達」とおっしゃってくれた。とても嬉しい言葉であった。もともとそんなに友人はいない者にとって、心強いものである。まして犯罪に巻き込まれ心細い毎日を過ごす私には安心感をもたらしてくれた。それだけに忘れられない御仁であった。もうお会いすることはないだろうが、たぶん、いずれ警視くらいには昇進するであろう。

